小倉高校の敷地内には百年の歴史を感じることのできる由緒ある石碑や建造物が数多くあります。
これらをシリーズで紹介していきます。
<第2回> 創立七十周年記念碑
創立七十周年に向けて、「我々の手で我々の石文を」と意気込んでいた第二十九代生徒会総務部は昭和五十二年度文化祭特別企画「バーゲンセール」を通じて、記念碑建設資金準備活動を展開しました。その意思は翌年の「バーゲンセール」にも引き継がれ、記念碑建設計画は順調に進んで行きました。 碑文は全校生徒から公募し、シンボルマークの図案、設計も当時の生徒が担当しました。 また、碑文の執筆は、第八代野見山校長にお願いしました。
今 七〇年の歩みと共に永遠の友愛をここに刻む ∑心 創立七〇周年記念碑 小倉高校生徒会
倉高生全員の心の結集を象徴した赤御影石の碑が本御影石の台座に支えられ、碑の右わきに「∑心」が図案化されて刻み込まれました。 (∑はギリシャ文字で数学では総和を表す) こうして完成した記念碑は昭和53年11月1日に第29代、第30代、第31代の生徒会生徒、校長、同窓会長が除幕し、現在も愛宕記念館前前庭に建立されています。
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