小倉高校の敷地内には百年の歴史を感じることのできる由緒ある石碑や建造物が数多くあります。
これらをシリーズで紹介していきます。
<第7回> 80周年記念碑
創立80年記念事業の一環として、昭和63年10月30日に記念碑の工事が完了しまた。本体は黒御影石、台座は白御影石で制作されました。
碑文については「教育目標」か「校歌の一部」にするか議論が行われ、本校の教育目標である「勉学・創造・規律・勤労・敬愛」が刻まれることになりました。書は本校書道科今渡教諭が担当され、中国の三国時代の鐘繇(しょうよう、魏の政治家・武将・書家)の書をもとに仕上げられました。
昭和63年11月4日、80周年記念式典の後、沖 榮一郎 校長、同窓会会長、生徒代表により除幕式が行われました。
80周年記念事業はこの記念碑の建立以外にも、啓明館の完成、記念史の刊行、記念登山、慰霊祭、講演会、式典、祝賀会など様々な周年行事が盛大に行われました。そしてその2ヶ月後に時代は「昭和」の終わりを告げることになります。
この碑は本校玄関前に建立されています。
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