6月7日(土)に2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の国連パビリオンにて、本校生徒4名がIFAD(国際農業開発基金)のユース団体IYCJ(IFAD Youth Club Japan)の一員として、発表を行ってきました。
国連のローマ本部にお勤めである本校OBの二見心悟様(高56期)はじめとしたIFADの職員の方々のサポートのもと、IYCJの大学生の方々と本校生徒4名が協力をして、4月からおよそ2か月に渡ってフードロスについての調査研究を進めてきました。アフリカ班とアジア・中南米班の2チームに分かれ、その地域の特徴を踏まえた上での調査研究を日々行ってきました。週1回オンラインでミーティングを開き、各チームの進捗状況を共有し、最終的な発表に向けた準備を行いました。
発表当日、国連パビリオン内は満席になるほどに大盛況でした。世界中で課題となっているフードロスと、その削減に向けた具体的な方法を紹介することで、私たちが食料システムの一部であり、私たち一人ひとりが持続可能な未来を築く責任があることを再認識させてくれる場になりました。
今回の活動で、フードロスについての知見を深めただけでなく、二見様をはじめとした国連の職員の方々やIYCJの大学生の方々との連携は本校生徒4名にとって大変貴重で有意義な経験となりました。今後も本校生徒4名は、総合的な探究の時間で調査研究を進め、年度末の成果発表会で披露する予定です。そして4名それぞれの進路実現に向けてこの経験を活かしていきます。



